SO-03CをICSへアップデート

前回の公式発表で結局Xperia ray(SO-03C)などのICSへのアップデートが打ち切り決定となってしまいました。しかし裏を返せばもう思い残すことはないので自分でアップデートしてみることにしました。


というわけで以下簡単なメモです。

準備するもの
・データのバックアップ
いざというときのためにドコモ純正ロムのftfファイルは作成しておいたほうが良いかと思います。

・flashtool
http://androxyde.github.com/Flashtool/のInstallationタブ、Windows Editionから。

・国際版公式ICSロム
xdaより。今回はそのままrootも取得したかったので公式4.0.3(ビルド4.1.A.0.562)を使用しました。公式4.0.4(4.1.B.0.431)では塞がれているようです。他にもアップデートする手順やROM自体もたくさんあるようですがこのまま進みます。

・root取得ツール
こちらもxdaより。

手順1:flashtoolのインストール
・まずflashtoolをインストールしますがセキュリティソフトによってはインストール出来ない場合があります(kasperskyで確認)。そのため予め停止させておく必要がありますがESETでは大丈夫でした。


・起動させると上記のような画面が出てきます。

手順2:ftfファイルを焼く
・ダウンロードしたROMを解凍するとftfファイルST18i_4.1.A.0.562_(1252-5332).ftfが出てくるのでそれをflashtoolがインストールされたフォルダ内の"firmwares"へ移動。
・flashボタン(雷マーク)をクリックし、Flashmodeを選択。Select a FirmwareでST18iを選びOKをクリックする。
・電源を落としたXperia rayのボリュームダウンボタンを押しながらUSBケーブル接続。うまく行けばプログラムが走ります。出来ないようなら再度ボタンを押しながら接続します。
・Flashing finishedと出て画面下のバーが100%になれば完了です。USBケーブルを外してray本体の電源を入れます。


・これでICS化することが出来ました。ちなにに当然国際版となっているのでこのままではspモードメールやエリアメールは使用することは出来ません。

手順3:rootを取得する
・Xperia rayを起動して設定内にある"提供元不明のアプリ"と"USBデバッグ"にチェックを入れる。
・ダウンロードしてあったroot取得ツール(DooMLoRD_v1_Xperia-2011-ICS-ROOT-emu-busybox-su.zip)を解凍し、runme.batを起動します。
・Xperia rayの電源は落とさずそのまま接続し、なにかキーを押すことでプログラムが実行されます。
・ray自体は何回か再起動しますがそのまま待ち、ALL DONE!!!とでれば完了。インストールアプリ一覧にSuperuserがいれば成功です。

というわけで以上のようにしてICS化+root取得することが出来ました。今回焼いたものは国際版公式ROMなのでフォントがいわゆる中華フォントになっていたりと気になる点はいくつかありますがしばらく常用してみようかと思います。

7/3追記
公式4.0.3(4.1.A.0.562)では不在着信時にLEDが点灯しないバグがあるらしく公式4.0.4(4.1.B.0.431)へ変更。非rootになってしまいましたが通話用として使用しているためしばらくこれで常用しようかと思います。
あとGPSの取得がイマイチな気がします。

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