SH-06Eのバッテリー残量低下によるパフォーマンス低下について

以前購入したAQUOS PHONE ZETA SH-06EですがSnapdragon600搭載ということで中々のパフォーマンスを発揮していました。しかし何故か非常に動作が重たくなる場面があり調べてみるとバッテリー残量が低下するとパフォーマンスを落として節電する機能が備わっていたようです。


通常時(約50%まで)は上記画像の通りantutuスコア26000ほどですが…


30%前後で19000ほどに。


20%前後では14000ほどに低下。


そして10%を切ると11000ほどとなり実際の動作も非常に重くなってしまいました。


そこでNo-frills CPU Controlというアプリを導入することに。使用することにより他のアプリがCPUクロックをコントロールすることを防ぐことが出来るようです。
今回はついでにガバナーをinteractiveに、I/Oスケジューラをdeadlineに設定。


設定で"他のアプリでの変更を禁止する"にチェックを入れ適用、再起動します。そして結果は以下のようになりました。

※実際にはバッテリー残量29%です
30%前後のantutuスコアですが19000ほどと変わりありません。


しかし20%前後では17000ほどとアプリ導入前と比べると差がついてきました。


10%を切っても15000ほどとやはりアプリ導入前に比べてスコアは上がっています。実際の端末の動作も導入前よりひどくはなりませんでした。


結果としてはantutuのスコアは導入後でも落ちてしまいました。これはどうやらこのアプリが制御できるのが1コアだけで残りの3コアは最大クロック(1.7GHz)にならずクロックが落ちているようです。そのためそれがベンチマーク計測結果に現れたといったところでしょうか。

ということでSH-06Eのパフォーマンス低下対策でした。完全とまでは行きませんが動作自体はある程度改善されていると思うので導入して見る価値はあると思います。

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AQUOS PHONE ZETA SH-06Eのカスタム記事まとめ

以下のサイトを参考にさせていただきました
バッテリー消耗に伴うクロックダウンを回避してみるテスト【SH-06E】 (群青色な日々 リブートプロジェクト さん)

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